夜間など、周囲が暗い環境でも計測は可能でしょうか?
いいえ、夜間や周囲が暗すぎる環境では計測できません。また、周囲に特徴的な模様がない場所(無地のコンクリート壁や白い壁など)でも、iPadが自分の位置を認識できなくなるため、計測不能となります。
■計測ができない主な原因
BAIASが正常に動作するためには、iPadの位置認識機能がカメラ映像から「周囲の特徴的な模様」を捉え続け、自分の現在地を把握する必要があります。そのため、以下の環境下ではクイックモード・ノーマルモードを問わず、自己位置を見失い計測ができなくなります。
- 夜間や暗所:カメラ映像が暗く、iPadが周囲の特徴を認識できない場合。
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特徴のない環境:模様のないコンクリート壁、真っ白な壁、光を反射するガラス面など、映像から特徴を得にくい場所。
■計測の安定性を確認する方法
iPadが周辺環境を正しく認識しているかどうかは、計測画面の動作状況で判断します。iPadをゆっくり動かした際に、画面上のAR(仮想の鉄筋モデルなど)が現実の風景からズレたり、固定されなかったりする場合は、位置認識が不安定な状態です。そのまま計測すると大きな誤差が生じる原因となります。
■対策
- 暗い現場で計測が必要な場合は、作業灯や投光器を使用して、iPadのカメラが周囲をはっきりと視認できる明るさを確保してください。
- 特徴のない壁面を計測する際は、あらかじめ壁にマーキングをしたりテープを貼ったりして「目印(特徴)」を作ることで、認識を安定させられる場合があります。
- iPadを移動させる際は、急激な動きを避け、周辺環境をスキャンさせるようにゆっくりと動かしてください。