GenVitalサービス利用規約
GenVitalサービス利用規約(以下「本規約」といいます。)は、株式会社GRIFFY(以下「弊社」といいます。)が提供する「GenVitalサービス」の利用条件を定めるものです。本規約に定めのない事項は、弊社が定める現場ロイドレンタル約款(以下「レンタル約款」といいます。)の定めを適用するものとします。
第1条 (定義)
本規約における用語は、以下の通り定義するものとします。
(1)「本サービス」とは、弊社の提供するウェアラブルIoTデバイス「GenVital」(以下「本ウェアラブル端末」といいます。)、データの送受信を行う中継機器(以下「本周辺機器」といい、「本ウェアラブル端末」と合わせて「本機器」といいます。)および本機器の管理、本機器から送信された着用者の生体情報等を格納し、当該生体情報の解析・可視化等を可能とするクラウドシステム「GRIFFY wear.」で構成されるサービスをいいます。
(2) 「着用者」とは、「お客様」である法人に帰属する者か否かを問わず、本規約に合意し、本ウェアラブル端末を着用する者をいいます。
(3)「お客様」とは、レンタル約款に基づき、個別契約(以下「利用契約」といいます。)を締結し、本サービスを利用する法人または個人をいいます。
(4)「本SIMカード」とは、本規約に基づき貸与される、着用者情報を記録したICカード、本サービスの提供のために電磁的方法により着用者情報を記録できる領域、をいいます。
(5)「携帯電話事業者」とは、弊社がワイヤレスデータ通信(無線データ通信でパケット交換方式により符号の伝送を行うためのものをいいます)を提供するために卸携帯電話サービス契約その他の契約を締結している携帯電話事業者をいい、ローミング先の事業者を含みます。
第2条 (本規約への同意)
- お客様は、本規約に同意して本サービスをご利用いただきます。
- お客様は、本サービスで第14条(個人情報の取り扱い)第1項の情報を使用することを着用者へ説明し、お客様の責任で着用者からの「個人情報の収集および第三者への提供」の同意を得るものとします。
- 弊社は、前項の着用者からの同意の有無を確認する義務を負わず、着用者からの同意を得なかったことにより発生したトラブル、苦情、損害等一切の責任を負わないものとします。
- お客様は、着用者に対し、第13条(禁止事項)、第16条(秘密保持)に定める規定を遵守させる義務を負うものとし、着用者による違反は、お客さまによる違反とみなします。
- 弊社は、民法第548条の4の規定より、契約をした目的に反せず、かつ、変更の必要性、変更後の内容相当性、その他の変更に係る事情に照らして合理的なものであるときは、本規約を変更することがあります。この場合、本サービスの利用条件は変更後の規約に依ります。
- 変更後の規約は、弊社が別途定める場合を除き、弊社のウェブサイト上に掲示し、またはその他これと同等の方法により掲示または通知した時点より、効力を生じるものとします。
第3条 (利用料金)
お客様は、弊社に対し、別途弊社が定める本サービスの利用料金を支払うものとします。
第4条 (本サービスの利用)
- 本サービスの利用区域は、日本国内におけるインターネット接続可能区域とします。ただし、当該接続可能区域は、弊社が契約する携帯電話事業者の提供する接続可能区域に拠るものとし、当該接続可能区域内であっても、電波の伝わりにくい場所では、通信を行うことができない場合があります。
- 弊社は、技術上、保守上、その他弊社の事業上やむを得ない事由が生じた場合、または携帯電話事業者の提供する電気通信サービスの契約約款の規定もしくは携帯電話事業者と弊社との間で締結される契約の規定に基づき、携帯電話事業者による通信利用の制限が生じた場合、通信を一時的に制限することがあります。
- 前二項の場合、お客さまは弊社に対し、弊社の故意または重大な過失により生じた場合を除き、本サービスが利用できないことによるいかなる損害賠償も請求できないものとします。
- お客様は、本規約で明示的に定める場合を除き、本サービスの利用につき一切の責任を負う他、他のお客様、第三者および弊社に何らの迷惑をかけず、かつ損害を与えないものとします。
- 本サービスの利用に関連して、お客様が他のお客様、第三者または弊社に対して損害を与えた場合、あるいはお客様と他のお客様または第三者との間で紛争が生じた場合、当該お客様は自己の費用と責任でかかる損害を賠償またはかかる紛争を解決するものとし、弊社に何等の迷惑をかけず、かつ損害を与えないものとします。
- お客様は、電波状況等により、本サービスを利用して送受信されたデータ等が破損または滅失することがあることを、あらかじめ承諾するものとします。
第5条 (サービスの変更)
- 弊社は、弊社の都合により、本サービスをいつでも任意の理由で、その機能の一部または全部の利用を制限、追加、中止または提供の変更、中断、終了することがあります。本サービスの変更、利用の制限、中止または提供の中断、終了などによりお客様および着用者に生じた損害について、弊社は、故意または重過失による場合を除き、いかなる責任も負いません。
- 弊社は、前項の規定により本サービスを廃止するときは、相当な期間前にお客様に告知します。
第6条 (本SIMカード)
- 本サービスにて使用する本SIMカードは弊社がお客様に貸与するものであり、譲渡するものではありません。
- お客様は、本SIMカードを善良なる管理者の注意をもって管理するものとします。
- お客様は、本SIMカードを着用者以外の第三者に利用させたり、貸与、譲渡、売買等をしたりしてはならないものとします。
- お客様による本SIMカードの管理不十分、使用上の過誤、第三者の使用等による損害はお客様が負担するものとし、弊社は一切責任を負わないものとします。また、第三者による本SIMカードの使用により発生した料金等については、全て当該 SIM カードの管理責任を負うお客様の負担とします。
- お客様は、本SIMカードが第三者に使用されていることが判明した場合、直ちに弊社にその旨連絡するとともに、弊社からの指示がある場合にはこれに従うものとします。
- 本SIMカードをお客様が受領した時点で故障していた場合(初期不良である場合)に限り、弊社の負担において本SIMカード(または本機器)の修理または交換をする義務を負います。
- お客様は、本SIMカードに登録されている着用者識別番号その他の情報を変更または消去してはならないものとします。
- お客様は、本SIMカードに、弊社、携帯電話事業者および第三者の業務に支障が生じる変更、毀損等をしないものとします。初期不良以外の事由により本 SIM カードが故障した場合、本機器の修理または交換となり、その修理または交換の費用はお客様の負担とします。
- お客様は、本サービスに関する契約終了後、弊社が要請した場合、弊社が定める期日までに本SIMカードを弊社に返却するものとし、当該期日までに返却がなかった場合および破損した場合、弊社が携帯電話事業者より請求された損害金と同額を、弊社に支払うものとします。
第7条 (提供の中断)
- 弊社は、次の各号のいずれかに該当する場合には、お客様および着用者への事前の通知または承諾を要することなく、本サービスの提供を中断することができるものとします。
(1)本サービス用設備の保守を緊急に行う場合
(2)天災地変、停電、戦争、暴動、騒乱、労働争議、細菌・ウイルスの蔓延、その他の不可抗力により本サービスの提供ができなくなった場合
(3)電気通信事業者等が電気通信サービスの提供を中止または停止することにより本サービスの提供ができなくなった場合
(4)弊社が本サービスを提供するために利用するウェブサービス等のプラットフォーム側の事情により本サービスの提供ができなくなった場合
(5)その他、運用上または技術上弊社が本サービスの中断を必要と判断した場合
(6)法令またはこれらに基づく措置により本サービスの運営が不能となった場合
(7)その他前各号に準じ弊社が必要と判断した場合(1)本サービス用設備の保守を緊急に行う場合
- お客様は、次の各号のいずれかに該当する場合、本サービスの利用の全部または一部が制限されることがあることを予め承諾します。
(1)インターネットに接続できない環境において、本サービスを利用する場合
(2)リアルタイム通信ができない通信状況において本サービスを利用する場合
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弊社は、前二項に定める事由のいずれかにより本サービスを提供できなかったことに関してお客様もしくは着用者またはその他の第三者が損害を被った場合であっても、責任を負わないものとします。
第8条 (利用停止)
- 弊社は、本サービスの仕様として定める場合の他、お客様が次のいずれかに該当するときは、弊社が定める期間、本サービスの提供を停止することがあります。
(1)本サービスにかかる料金の支払いが遅延したとき。
(2)本サービスに関する申込みについて、申込みの内容が事実に反することが判明したとき。
(3)お客様が弊社に届出ている情報に変更があったにもかかわらず、当該変更にかかる届出を怠ったとき、または、届出られた内容が事実に反することが判明したとき。
(4)第13条(禁止事項)に定める禁止行為を行ったとき。
(5)弊社の業務または本サービスにかかる電気通信設備に支障を及ぼし、または支障を及ぼすおそれのある行為が行われたとき。
(6)本機器について必要な保守・管理を行われなかったとき。
(7)本サービスが他のお客様に重大な支障を与える態様で使用されたとき。
(8)本サービスが違法な態様で使用されたとき。
(9)支払いの停止または破産手続開始、民事再生手続開始、会社更生手続開始の各申立てもしくは特別清算開始の申立てがあった場合。
(10)前各号のほか、本規約の定めに違反する行為が行われたとき。
-
本条に基づく本サービスの提供の停止があっても、本サービスの利用料金は発生します。
第9条 (弊社による利用契約の解除)
- 弊社は、前条第1項の規定により本サービスの提供を停止されたお客様が、なおその事実を解消しない場合には、その利用契約を解除することがあります。
- 弊社は、お客様が前条第1項各号の規定のいずれかに該当する場合で、その事実が弊社の業務の遂行上著しい支障が認められるときは、前項の規定にかかわらず、利用停止をしないでその利用契約を解除することがあります。
第10条 (期限の利益)
前二条の規定に基づき、本サービスの提供が停止または本サービスの利用契約が解除された場合、該当するお客様は、期限の利益を失い、かかる本サービスの提供の停止または本サービスの利用契約の解除の日までに発生した本サービスに関連する弊社に対する債務の全額を、弊社の指示する方法で一括して支払うものとします。
第11条 (本サービスの利用不能による損害)
- 弊社は、本サービスを提供すべき場合において、弊社の責めに帰すべき理由によりその提供をしなかったときは、本サービスが全く利用できない状態(その契約に係る電気通信設備による全ての通信に著しい支障が生じ、全く利用できない状態と同程度の状態となる場合を含みます。以下この条において同じとします。)にあることを弊社が認知した時刻から起算して、24時間以上その状態が連続したとき(ただし、弊社所定の営業時間9時から18時以外の時間、土日、祝日、弊社所定の休日は算入しない。)に限り、そのお客様の損害を賠償します。
- 前項の場合において、弊社は、本サービスが全く利用できない状態にあることを弊社が認知した時刻以後のその状態が連続した時間(24時間の倍数である部分に限ります)について、24時間ごとに日数を計算(ただし、弊社所定の営業時間9時から18時以外の時間、土日、祝日、弊社所定の休日は算入しない。)し、その日数に対応する本サービスに係る料金を、発生した損害とみなしその額に限って賠償します。
第12条 (免責)
- 弊社は、本サービスについて、当その完全性、正確性、有用性、利用可能性、安全性、確実性、特定の目的への適合性等につき、いかなる保証もしません。
- 本サービスは、医療器具ではなく、いかなる病気の診療や治療、回復、予防も目的としていません。
- 弊社は、理由の如何を問わず、本規約に別途定める場合を除き、お客様が本サービスを利用したこと、または利用できなかったことに起因してお客様に生じたいかなる損害(逸失利益、データの消失などによる損害を含むがこれに限りません)について、その原因が弊社の故意または重大な過失である場合を除き、一切の責任を負わないものとします。
- 本規約に別途定める場合を除き、弊社がお客様に対して損害賠償責任を負う場合の全てについて、その損害賠償の範囲は、当該お客様に現実に発生した通常損害の範囲に限られるものとし、かつ、その総額は弊社が当該損害の発生までに当該お客様から受領した利用契約ごとの本サービスにかかる料金の額を上限とします。ただし、弊社に故意もしくは重大な過失がある場合はこの限りではありません。
第13条 (禁止事項)
お客様および着用者は、本サービスの利用にあたって以下の行為を行ってはならないものとします。
(1)本機器以外から本サービスを利用する行為
(2)著作権、その他の知的財産権を侵害する行為
(3)財産、プライバシーもしくは肖像権を侵害する行為
(4)リバースエンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイル等の解析を行う行為
(5)差別もしくは誹謗中傷し、または名誉・信用を毀損する行為
(6)事実に反する情報を送信・掲載する行為、または情報を不正に書き換える、改ざんする、または消去する行為
(7)本サービスを通じてまたは本サービスに関連する営利を目的とする行為、またはその準備を目的とする行為
(8)本サービス、または第三者が管理するサーバ等の設備の運営を妨げる行為
(9)本サービスのネットワークまたはシステム等に過度な負荷をかける行為
(10)弊社が許諾していない本SIMカード以外の不正利用
(11)法令もしくは公序良俗(売春、暴力、残虐等)に違反し、または他のお客様もしくは第三者に不利益を与える行為
(12)前各号に定める行為を助長する行為
(13)前各号に該当する虞があると弊社が合理的に判断する行為
(14)その他、弊社が不適切と合理的に判断する行為
第14条 (個人情報の取り扱い)
- 弊社は、本サービスの運営のため、以下に記載する目的の範囲内で、下記の情報を利用します。
(1)本ウェアラブル端末の製造番号
(2)接続先基地局の情報
(3)着用者の氏名、生年月日、年齢、性別、電話番号、メールアドレス、作業情報、職種
(4)着用者の生体情報
(5)お客様の管理担当者の氏名、電話番号、メールアドレス
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上記の情報は、以下の目的に沿って利用し、本規約および弊社の定めるプライバシーポリシー(https://griffy.co.jp/privacy)に従い取り扱います。
(1)本サービスの運営のため
(2)本サービスの改善のため
(3)弊社の製品、サービスの研究、開発のため
(4)お客様または着用者からの各種問い合わせに対応するため
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お客様および着用者は、弊社が取得した情報を、前項に定める目的のために、弊社の委託先に提供することがあることに同意するものとします。
第15条 (知的財産権)
本サービスに関する知的財産権は、弊社、弊社にライセンス許諾している者または当該知的財産権を保有する正当な権利を有する者に帰属し、利用契約の締結により、本サービスに関する知的財産権の譲渡または使用許諾をするものではありません。
第16条 (秘密保持)
- 本規約において「秘密情報」とは、利用契約または本サービスに関連して、お客様または着用者が、弊社より書面、口頭もしくは記録媒体等により提供もしくは開示されたか、または知り得た、弊社の技術、営業、業務、財務、組織、その他の事項に関する全ての情報を意味します。但し、以下の各号に記載の情報については、秘密情報から除外するものとします。
(1)弊社から提供もしくは開示がなされたときまたは知得したときに、既に一般に公知となっていた、または既に知得していたもの
(2)弊社から提供もしくは開示または知得した後、お客様の責めに帰せざる事由により刊行物その他により公知となったもの
(3)提供または開示の権限のある第三者から秘密保持義務を負わされることなく適法に取得したもの
(4)秘密情報によることなく単独で開発したもの
(5)弊社から秘密保持の必要なき旨書面で確認されたもの
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お客様および着用者は、秘密情報を本サービスの利用の目的のみに利用するとともに、弊社の書面による承諾なしに第三者に提供、開示または漏洩しないものとします。
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お客様および着用者は、弊社から求められた場合にはいつでも、遅滞なく、弊社の指示に従い、秘密情報ならびに秘密情報を記載または包含した書面その他の記録媒体物およびその全ての複製物を返却または廃棄しなければなりません。
第17条 (再委託)
弊社は、本サービスの提供に関して必要となる業務の全部または一部を弊社の判断にて第三者に再委託することができます。この場合、弊社は、当該再委託先に対し、第14条(個人情報の取り扱い)のほか当該再委託業務遂行について、弊社の義務と同等の義務を負わせるものとします。
第18条 (譲渡禁止)
お客様は、お客様たる地位ならびに本規約上お客様が有する権利および義務を弊社の事前の同意を得ることなく第三者に譲渡してはならないものとします。
第19条 (分離性)
本規約の一部分が無効で強制力をもたないと判明した場合でも、本規約の残りの部分の有効性はその影響を受けず引続き有効で、その条件に従って強制力を持ち続けるものとします。
第20条 (協議)
弊社およびお客様は、本サービスまたは本規約に関して疑義が生じた場合には、両者が誠意をもって協議のうえ解決するものとします。
附則
2025年4月16日制定