親機と子機の距離は30m以内だがデータが上がらない

無線通信エラーが起きないよう、機器の設置場所にご注意ください

  1. 設置場所の選定

    • 金属からできるだけ離し、見通しのよい高い位置に設置してください。
    • 壁、床、階段、柵、机などは金属が含まれている場合が多いのでご注意ください。
    • 屋内外で通信する場合、電波が透過しやすい窓際などに設置してください。
    • 金属の壁、板等から30㎝以上離して設置してください。
    • 冷凍/冷蔵庫など、金属製のボックス内に設置する場合は通信距離が短くなります。
    • 電波はドア側から抜け出ることが多いので、設置する場合はドア側に設置してください。
  2. ノイズ対策

    • 一周波数の電波やノイズの多い場所には置かないでください。
    • 通信不良が起こりやすいだけでなく、電池寿命も短くなります。
    • 同一周波数の機器が同時に無線通信する可能性がある場所で機器を使用する場合は、周波数チャンネルを変えてください。
    • 産業機器、電子機器、蛍光灯などには、ノイズを発生するものがあります。このような機器からなるべく1m以上離して設置してください。
    • パソコンなど強いノイズが発生する装置からは、1m以上離して設置してください。
    • 無線通信機器の近くに他の電線がないことを確認し設置してください。電源ケーブルや電話線、LANケーブルなどにご注意ください。
  3. 水分の多い物質への注意

    • 植物や土壌など水分の多い物質は電波を吸収します。なるべく無線通信が行われる機器間に入れない、または近くに置かないようご注意ください。
    • 温室での温度測定において作物が生い茂ってきたとき、通信エラーが多くなった事例があります。
    • 地面には直接置かないでください。